本年7月、アイ・レディスクリニックは
32才の誕生日を迎えました。
この地で長年に渡り、産婦人科医療を続けられました
のは、大切な患者さま、地域の皆さま、多くの
医療関係機関の皆さまのお支えがありましたお陰と
心より感謝申し上げます。
特に3年目に入りました新型コロナ感染予防対策への
患者さま、ご家族さまの多大なるご協力、
ご理解には、言葉では言い尽くせぬ程、
感謝しています。
3年目に入ったコロナ禍で私たちも色々なことを
経験し、大切なことも学びました。
その気持ちを先代の院長の言葉を引用して
お伝えしたいと思います。
「平成2年、アイ・レディスクリニックを開業以来、
多くのお母さん、赤ちゃん、ご家族との出会い、
触れ合いの中、私は「医師」として以上に
「人として」どうあるべきか学び、実りある経験を
与えていただきました。
そして今感じていることは、『命の誕生』に
関わる立場にいることを、いつもしっかりと見つめ、
私たちの取り組みが、多くの方々の一生の『心』と
『体』に多大なる影響を与えること、それゆえ
一人ひとりの『命』が『輝けるもの』として
誕生してもらえるよう、今後も精一杯の努力を
し続けることが大切だということです。
私は、人は愛し愛されるものであり、打ちひし
がれることがあっても、周りの愛情と
自分を愛する心が回復すれば、必ず人は
「輝く存在」でいられると信じています。
私たちは、その関わりの一員として、お母さんと
赤ちゃんが、精神的にも身体的にも「守られている」
と感じられる環境を用意しなければなりません。
質の高い医療をめざし、妊娠、出産、子育て、
そして女性の一生涯に、継続的で、長期的に、
そしてゆるやかで温かく寄り添える存在として、
皆さまに信頼していただけるよう、
今後も日々努力して参りたいと思っています。」
コロナ禍で人と人との触れ合いが制限されている
今の時代だからこそ、少しでも、患者さま、
ご家族さまの想いに応えられるよう
気を引き締めてまいります。
でも実際は、その想いに沿えなかったり、
至らぬところがあるのも事実です。
そのような事柄があった時には、スタッフ全員で、
内省と反省をし、改善策を実践していくことが
皆さまから信頼されるクリニックに成長して
いけることだと思っています。
33年目に入るにあたり、初心に戻り
頑張ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
アイ・レディスクリニック 院長
スタッフ一同